肘の外側に周辺に起こる痛みです
上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)はテニスをする人に多く見られるので「テニス肘」とも呼ばれています その他にもネジを回す動作やフライパンを振るような動作 重たい荷物を持ったりタイピングなどで腕を使いすぎた時に起こります
手のひらを前に向けて肘から手の骨を後ろから見た図です
痛みに関係する筋肉は手首を反らせる筋肉でおもに3つあります
1つめは「長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)」肘の外側から人差し指の付け根あたりまで伸びています
2つめは「総指伸筋(そうししんきん)」肘の外側から人差し指~小指の指先まで伸びています
3つめは「短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)」肘の外側から中指の付け根あたりまで伸びています この筋肉が痛みに一番関係してると言われています
テニスでボールを打ち返す時の図です テニス肘はバックストロークの時に起こりやすくなります ラケットを持ってラケットを起こす時も3つの筋肉を使います そしてボールを打ち返す時 肘を伸ばして筋肉がギュッと硬くなっているところに さらにボールの押す力がかかり筋肉の付け根がだんだんと傷んでしまいます これが積み重なって炎症を起こします
腕の筋肉をストレッチで伸ばしたりトレーニングで強くしたり ボールをラケットの中心でしっかりとらえたりして肘への負担を減らすようにしましょう 手打ちにならないよう肩や背中や股関節を柔らかくすることも大切です
筋肉は指まで伸びていますのでタイピングでも負担がかかります 手首を反らせてタイピングをすると負担がさらに増えて炎症を起こします 手首の下に丸めたハンカチタオルなどを入れて手首を反りを減らすと良いでしょう
荷物を持つ時には手首を返さないよう心がけましょう リュックを使ったり両手でお腹に抱え込むように持つなど肘に負担がかからないようにすると良いでしょう
肘の痛みがある時はそれ以上ひどくならないよう負担をかけないようにしましょう 当院では炎症があればマイクロカレントなどを使い炎症をおさえ 腱の痛みが強い時はハイボルテージで痛みをおさえつつ修復を促します それと同時にマッサージやストレッチなどで筋肉の柔軟性を取り戻していきます くり返すことが多いのでお家でできるストレッチや筋力トレーニングで再発を防止していきます
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