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オスグット・シュラッター病

10歳から15歳くらいの成長期に起こる ひざのお皿の下に起こる痛みです

スポーツを行っている子に多くみられます

「成長痛」だからと無理に運動を続けていると悪化してしまいます

オスグット・シュラッター病は成長痛ではなくスポーツ障害です

オスグット・シュラッター病で痛くなる部分

ひざを横からみた図です

太もも前の4つの筋肉の➀大腿直筋②内側広筋③外側広筋④中間広筋を

合わせて大腿四頭筋といいます

大腿四頭筋は合わさり1つの腱になってお皿を包んですねの骨についています

痛みを起こすのはこの付け根の部分です


膝を横から見た時の膝蓋腱の付着部の図

子供の骨は大人の骨とは違います

骨をつくるための成長軟骨があり ここで骨は長く成長していきます

成長軟骨は骨より柔らかく 大腿四頭筋の腱はこの成長軟骨部にくっ付いています


ひざ関節の成長軟骨

筋肉は運動をするとキズついてしまいます

傷ついた筋肉は修復されますが 回復が間に合わなくなると

硬く伸びにくい縮んだ筋肉になります

太もも前の大腿四頭筋が硬く縮んだ筋肉になると

付け根の部分の引っ張りが強くなりだんだんと剥がれてきてしまいます

太もも裏の筋肉が硬くなると 膝が常に少し曲がった状態になり

さらに付け根の部分の引っ張りが強くなります


オスグットは膝蓋腱の牽引が強くなると軟骨が剥がれてくる

まずは付けの部分の炎症をおさえます

当院ではマイクロカレントを使って回復を図ります

つぎに硬く縮こまった筋肉をもとに戻します

筋肉をポンピングする電気と手技療法で筋肉を柔らかくしストレッチで伸張性を高めます

またオスグットは太ももの筋肉の問題だけでないことが多いです

腰や股関節が硬かったり 膝が内側に入りすぎてしまう傾向が強い場合には

くり返さないよう太もも以外の筋肉も整えていきます


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